手抜き離乳食

離乳食って構えて考えると凄く難しそう。頑張って作ってもグチャグチャにされて 食べてもらえず、挙げ句後かたづけが終わったらもう次の食事のことを考えなくては・・・。
ちゃんと食べてないから栄養が足らないかも。あああ、もう気が重い!!

・・・そんなこんなで、どうしていいかわからない離乳食。

とくに、だんだんまとまったものが食べられるようになったころには、色々食べさせて上げたいけどどんなメニューをつくっていいのか分からなくなってますます考えが纏まらない。

なんでもそうですが、”あれしちゃ駄目、これも駄目”って考えるとがんじがらめになるので
    「これさえやってれば大丈夫」っていう考え方をしたら凄く気が楽になりました。

 

味噌汁フリカケごはん
それが ご飯とみそ汁(成長過程によって味噌汁は味噌抜きもあり)

なるべく多くの栄養素を同時に取れるメニューとしておみそ汁。そして栄養満点ふりかけのご飯

あとは子供のお腹的にも親の手間的にも余裕があればおかずを足せばいいや、って気持ちになったら凄く気が楽になりました。

これを赤ちゃんように食べやすく、そして調理しやすくするための仕込みが以下の二つです。

これを基本に利用して、多くの具をみそ汁(濃くならないように気を付けてね)に入れてあげて、ご飯にはふりかけを掛け、さらには 海苔で巻いてあげたりその日に出来る工夫をちょっと足してあげれば尚良し。
家はチーズを喜んで食べたので、チーズとリンゴのスリ下ろしをメニュー加えたりしました。

「これさえ食べていれば、食べる量が少なくても全然心配ないよ、きっと。みそは大豆で凄く良いらしいし。ああ、日本人って素晴らしい」
   って思ったら凄くすごーく、楽になりました

これらは私の息子(1歳1ヶ月当時)がこれまで食べてきた離乳食の紹介です。
誰もがこの食事内容で最適というものではありません。体質・体調をご覧になって、お子さんにあった離乳食を上げてくださいね。

 

 

五目ダネ これで初期から完了期まで、潰し方かたの違いで全てに使用できます。

用意する材料
出汁よう昆布
ジャガイモ、にんじん、カブ、大根、タマネギ、里芋、しいたけ(私は中期以降使用)、カボチャ、キャベツ,ほうれん草小松菜などの青菜・・等

繊維のある野菜カブ、大根など 初期は茹でた後なるべく細かくみじん切りにする。その後成長に応じてカットす
る大きさを調整してください。
根菜類 袋に入れて潰すだけでペースト状になります。子供が大きくなるに連れ、なるべくつぶさないようにブロック状
にして上げる方がいいと思います。
青菜
ほうれんそう、小松菜など
初期はイワタニのフードカッターでペースト状にしました。中期以降はみじん切り。

初期はまだ沢山食べないこともあって、私の場合数回まとめて作っただけで済んで
しまいました。友人からは「古くなると味が落ちる!」といって怒られました(笑)。

 

ここで頻回登場する「イワタニ」のフードカッター。

私は回し者でもなんでもありませんが、本当に便利なんです。

 

 

 

 

キャベツや青菜以外  
皮だけ剥いて、 切らないで全部一緒に茹でる。
圧力鍋で約5分。普通の鍋なら約20分。

キャベツは茹ですぎないように、途中から入れる(圧力鍋なら蓋を開けてからキャベツだけ入れてちょっとゆでる)。

アクや砂がでるので青菜は別の鍋で茹でる。


別に茹でた青菜は 茹で上がったたら
みじん切りかフードカッターでペースト状に(子供の成長似合わせて)
そしてフリージングパックへ

ゆであがった鍋から
大根・カブなど繊維の多い野菜は↑上の青菜同様みじん切り。

それ以外の根菜はそのまま、それぞれフリージング用の袋に入れる。  
注:沢山袋に入れると割るとき大変。

そして!

袋の上から手のひらで潰す → 



こうして種別、具材パックが出来ました。

汁は「和風だし汁」として使えるので製氷器へ。凍ったらまたフリージングパックに移して保存。

 

パックは冷凍庫から取り出し少し置いて柔らかくなってから割ると、遣いたいだけ取り出せて楽チン。丁度板チョコのイメージです。

 

五目種の使い方  

使用法・・・初期
ひたすら素材を味わう為に 素材をそのまま食べさせます。
緩くしてあげる場合は凍らせておいた煮汁を加えて一緒チンすればカボチャやジャガイモはぱさぱさしない。

使用法・・・中期後半から後期
大人用のお味噌汁に五目タネからお好みの具を足す。
フリージングした青物やイワタニで細かくしたヒジキ、わかめ等々、沢山足してあげれば、赤ちゃんの為にメニューを考えたりしなくて気が楽ですね。

その他のおかずも同様に
大人のおかずを一緒に食べる
味が濃いものはお湯で洗ってイワタニでガー。売ってるBFとほとんど同じにできあがります!

この2つの方法でほとんどOK。

五目種の使い方 応用編

 

和風出汁

キャベツやにんじんタマネギ、お好みの具を入れて先ほどの
出汁キューブを2.3個一緒にチン。
野菜スープの出来上がり。

トマトソース
大人用にスパゲティーソースを作ったら、出汁で薄めて大きめの具を抜いて、製氷器にで凍らせてストック。

鶏肉や白身魚に掛けるソースにもなるし、小さく切った鶏肉、タマネギ、にんじんなど好きな材料とご飯を炒めれば美味しいチキンライスが出来る。
最後にパルメザンチーズを入れるとプロの味?。

ホワイトソース
大人用のシチューを作ったときに、やっぱり出汁で薄めて大きめの具を抜いて製氷器で凍らせる。
トマトソースと同じように使って味にバリエーションを。
マカロニと好きな具を混ぜてチーズをのせて焼いたらグラタンだ。

 

みそ汁に具を足す
大人のみそ汁の汁だけに具を入れて
も大丈夫ですよ。その中で柔らかく
煮えた根菜があればそのまま食べさ
せてあげて。

メモ
みそ汁の出汁は煮干しをイワタニでガーしたものを入れて
使っています。少しでもカルシュウムが多く取れるかなと
思って。昆布をガーして入れても良いですね。

 

ナイスな情報キャッチ!!

主にほうれん草など 
ねじって棒状にして凍らせておき、使用時に下ろし金で使いたい分だけおろして使うんだって!!

確かに使う分だけ下ろしたら使いやすいかも。

 


おまけあると便利な食材 

  
 1、乾燥ヒジキ   2、乾燥わかめ

     
   3、のり(韓国海苔or味付け海苔なんでも)

  1. 乾燥ヒジキはフードカッターで粉末にすれば
    「うんちからそのまま出て来ちゃった」なんて
    ことが無くなります。みそ汁にも入れられるし
    、ご飯やおかずにチョビッと掛けてあげたりし
    て毎日少しずつ食べられます。
  2. わかめはみそ汁に必ず入れる物ですが、無洗米
    同様「洗えばいいじゃ-ん」って思っていても、
    実際使ってみると凄く便利に感じてしまうのが
    この「乾燥わかめ」。
  3. 海苔はご飯を巻いて食べると子供が自分でもて
    るし、よく食べる。普通の海苔より、韓国海苔
    は香ばしくてちょっと塩味があって好きみたい 。

 

家の場合のふりかけ。
白いご飯しか食べなかった時期、これのお陰で栄養面での心配が解消されました。

 

材料はこちら


-鰹節100gの場合-

ごま 好きなだけ(私は20〜30g)
塩昆布 好きなだけ
(私は20gくらい。あまり入れると出来上がりがしょっぱくなるので注意)
じゃこ 好きなだけ 良く乾燥させた物の方が腐りずらい。
(でも私は70g〜100g)

しょうゆ30cc / さとう 大さじ3〜4杯前後(お好み)
/ 30cc〜40cc / みりん50cc

みりんと酢は合計で80〜90cc位になればいいので、
お好みで比率を 変えても大丈夫です。

出来上がりをしっとりさせたかったら全体的に量を2.3割増やして下さい。

分量は全然アバウトでも失敗知らずです。

 

 

-作り方-
調味料を混ぜて鍋に入れ一煮立ちさせる。


最後に鰹節を混ぜるときにあふれないよう鍋は大きめの物を用意して下さい。

材料を細かくする。

ごま、塩昆布、じゃこはイワタニでガー。鰹節は手で揉みほぐす様にして細かくする 。

1に2を入てかき混ぜる。
全体に汁が行き渡ったら出来上がり



出来上がり

ご飯にまぶしてお召し上がり下さい。海苔を掛けたり、巻いたりしても美味しい。

ふりかけの使い方 応用編

今思いついたのですが、最近は乾燥させた大根の葉や
ほうれん草が売っているので、これらを海苔と混ぜてガーっとやってもいいかも。ごまやゆかりもいいな・・。
今度やってみよう。

お宅でも お子さんの好き嫌いで色々試されてはいかがですか?。

 

 

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